100周年の取り組み

創立100周年を記念し、2025年度工学部案内（パンフレット）の制作に、卒業生クリエイターが起用されました。工学部案内で使用されている写真は、写真学科卒業のフォトグラファー清水北斗さんによって撮影されました。案内冊子は、2025年入学用にオープンキャンパスや進学相談会で配布されます。この冊子は、本学受験生サイト内でデジタルパンフレットとしてご覧いただけます。

創立100周年を記念し、2025年度芸術学部案内（パンフレット）の制作に、卒業生クリエイターが起用されました。表紙は、写真学科卒業のフォトグラファー佐藤康気さんとデザイン学科卒業のグラフィックデザイナー菅家悠斗さんとのコラボ作品、中面は写真学科卒業の齋藤暁経さんと影山あやのさんが撮影した写真が起用されました。

100周年を記念して、本学創始者である六代杉浦六右衞門翁の胸像が厚木キャンパスの中央図書館1階エントランスに設置されました。この胸像は、1967年10月に当時の東京写真大学同窓会からいただいたものです。胸像に触れるたびに創始者に思いを馳せ、その功績と建学の志しが大切に継承されます。なお、中野キャンパス1号館入口にも六代杉浦六右衞門翁の胸像が設置されています。

本学が多年にわたり日本写真文化のために大きく貢献したことが評価され、（公社）日本写真協会から「2024日本写真協会賞 功労賞」を受賞しました。教育機関として、初の受賞です。本学一世紀の歴史は、日本の写真産業と写真文化の歴史100年とも言え、これまで輩出した歴代の卒業生が日本の写真界・産業界に与えた人的功績が認められ、本学100周年の年度での受賞となりました。

100周年を記念し、芸術学部短期海外研修（アート＆英語研修）が2月23日～3月9日、オーストラリアの南クイーンズランド大学で行われました。学生15名が参加し、現地学生や地域の人々と英語を使って芸術と異文化の理解を深めました。研修中は、英語による自作品の紹介と文化比較のプレゼンほか、記念のアート制作が行われました。今後も、国際的な様々な取り組みを進めていきます

100周年を記念して、本学卒業生で2022年に木村伊兵衛賞を受賞した写真家吉田志穂の写真展「この窓から見えるものが変わったとしても」が、本学中野キャンパス写大ギャラリーで開催されました。11月17日にはオープニングレセプションが開催されています。吉田氏は2015年に芸術学部写真学科を卒業し、アナログとデジタル両方のプロセスを融合した制作方法で注目される写真家です。

年4回発行の大学広報誌「えんのき」では、2023年119号（春号）～122号（冬号）の通算4号にわたり、100周年特集が掲載されました。本学100年のあゆみやコラム、100周年関連の学内・学外活動記事などを中心に掲載されました。

インタラクティブメディア学科久原研究室の有志で集まった学生たちが、本学創立100周年を記念して制作したオリジナルソング「1∞（ひゃく・むげんだい）」をWeb公開しました。作詞、作曲、編曲、ボーカル、ギター演奏を、すべて学生たちが行っています。この曲は、100年の歴史から新しい時代を切り開いてきたことや、これからの無限大（∞）の可能性を表現しています。

https://blog.t-kougei.ac.jp/int/2024/01/16/5604/

この講座は、一般の方に向けて芸術学部7学科の授業内容や研究内容を知ってもらうことを目的に行っています。今年は100周年を契機に、より多くの方へ発信できるようにオンラインで公開されました。今回は学科ごとではなく、学科の垣根を越えて普段は異なる研究、制作を行っている教員同士の対談を公開しました。

https://www.t-kougei.ac.jp/activity/extension/special_e/

2024年1月10日に、創立100周年記念展「写真から100年」のアーカイヴ動画が、100周年特設サイトで公開されました。記念展は2023年11月11日～12月10日まで、東京都写真美術館で開催され、約１万名がご来場。開催期間中が、上皇上皇后両陛下が私的にご訪問されました。アーカイヴ動画では展覧会、第１部～第４部の様子と企画をした吉野学長のコメントをご覧いただけます。

https://100th.t-kougei.ac.jp/exhibition/

2024年1月6日（土）に創立100周年を記念するイベント「コウゲイゲームショウ2024」が開催されました。演習授業を通じて学生自らが制作したテレビゲームやモーションセンサーを使用したゲーム、ボードゲームなど、充実したゲーム作品15点を一般公開しました。近隣の小学生を中心に賑わい、合計２１０名の来場者の方々にメディア芸術を体感してもらう機会となりました。

創立100周年を記念し、中野キャンパス学生食堂で、授業やゼミ、課外活動に忙しい学生の食生活支援を目的にクリスマスシーズンに合わせ、パウンドケーキなどの焼き菓子600個の無料提供が行われました。この企画は、100周年を迎えた本学への帰属意識向上と感謝の意を込めて、本学主催で学生食堂を運営する東京ビジネスサービスを通じて行われました。